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投資物件を売却するタイミングは?
2024.11.13
不動産投資において、投資物件を「売却するタイミング」は重要な判断ポイントです。
物件を保有し続けることで得られる家賃収入は安定的な収益源となりますが、売却することでキャッシュフローを確保し、新たな投資機会へ資金を回すことも可能です。
この記事では、投資物件を売却するメリットとデメリット、売り時のタイミングについて詳しく解説します。
〇投資物件を売却するメリットとデメリット
▪メリット
キャッシュフローの確保:売却によってまとまった資金が手に入るため、新しい投資機会やその他の資産形成に活用できます。
リスクの低減:賃貸需要の減少や物件の老朽化によるランニングコストの増加など、不動産特有のリスクを回避できます。
資産のポートフォリオ見直し:売却によって資産ポートフォリオの見直しが可能です。市場動向に合わせた柔軟な投資戦略が取りやすくなります。
▪デメリット
安定的な収益の喪失:保有中の物件が生み出していた安定的な家賃収入が失われるため、長期的なキャッシュフローが減少する可能性があります。
税負担:売却時には譲渡所得税が発生します。特に購入後5年以内の売却では税負担が大きくなるため、注意が必要です。
新たな投資先の確保が必要:売却によって得た資金を有効活用するには、次の投資先をしっかりと見極めることが求められます。
〇投資物件の売り時
物件を売却するタイミングは、収益性を維持するために重要です。以下に、不動産投資で効果的な売り時のポイントを挙げて解説します。
1. 減価償却期間が終了したタイミング
減価償却期間は税務上の減価償却費を計上できる期間であり、木造の場合は22年、鉄骨造は34年、鉄筋コンクリート造は47年が目安とされています。
減価償却費は節税効果があるため、物件の減価償却期間が終了すると節税メリットが減少します。
そのため、減価償却期間が終わる頃を売却の一つのタイミングとすることで、節税の恩恵を受けながら、資産の有効活用が可能です。
2. 減価償却費がローン元金返済額を下回るタイミング
減価償却費は購入後の数年間に多く計上されるため、初期にはローンの元金返済額を上回り、税務上のメリットが大きくなります。
しかし、減価償却費がローン元金返済額を下回ると税務上のメリットが薄れるため、このタイミングで売却を検討すると良いでしょう。
この時期に売却すれば、保有コストの増加を避けることができます。
3. 不動産の価値が高まっているタイミング
エリアの開発や経済情勢によって不動産価格が上昇している場合、売却の好機といえます。
特に、市場の需要が増加しているときには売却価格も期待でき、収益性が最大化される可能性が高まります。
例えば、駅の新設や再開発プロジェクトが発表されたエリアの物件は、将来的な価格上昇が期待できるため、需要が高まっているときに売却することで利益を最大化できます。
4. ランニングコストが増加する前
物件が老朽化してくると修繕費や管理費といったランニングコストが増加する傾向にあります。
設備の交換や大規模修繕が発生するタイミングが近づいている場合には、ランニングコストが大きくなる前に売却することが合理的です。
特に、建物や設備の老朽化に伴って維持費が増加することを防ぐため、事前に計画的に売却のタイミングを検討しましょう。
最後に
投資物件の売却タイミングは、税務効果やローン返済、物件の価値変動などを総合的に考慮して決めることが重要です。
タイミングを誤らずに売却することで、資産価値を最大化し、新たな投資チャンスに備えることができます。
しかし、売却は慎重な判断が求められるため、一人で悩まずプロのアドバイスを活用すると良いでしょう。
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